先輩社員の声VOICE
総務部
野上 尋
2012年入社
発信と対話で、仕事の幅を広げていく
伝え方を問い続ける仕事
現在は広報として、自社サイトのコンテンツ企画・更新、製品情報の発信、海外向けの情報発信などを担当しています。また、事務と広報メンバーのマネジメントも担っています。
広報は単に情報を外に出す仕事ではなく、「どうすれば伝わるのか」「どうすれば興味を持ってもらえるのか」を常に考え続ける仕事です。社内外から情報を集め、整理し、どの情報をどう切り取り、どの順番で届けるかを組み立てていく。その一つひとつの判断が会社の印象や製品への理解に直結するため、発信には常に責任が伴います。

また、海外向けの発信など新しい取り組みに関わる機会もあり、自分の仕事の範囲が広がっていることも実感しています。これまでにない視点で情報を整理し、言葉や表現を選びながら発信していくことに、難しさと同時に面白さも感じています。
発信は、届いて初めて価値になる
広報の仕事のやりがいは、自分が関わった発信が誰かに届き、行動につながったときに強く感じます。
自社サイトのコンテンツを見て問い合わせをいただいたり、製品に興味を持ってもらえたりしたとき、自分の仕事がきっかけになっていると実感できます。発信した情報が単なる「情報」で終わるのではなく、誰かの意思決定に影響を与えている。その手応えを感じられることが、この仕事の大きな魅力だと思います。

定量的な成果として実感できたこともあります。海外向けのコンテンツを作成したあと、現地からのレビューが届いたり、海外からの製品問い合わせを目標通りに獲得できたりしたとき、自分の発信が国境を越えて届いていると感じ、大きなやりがいを感じました。
また、製品の開発背景や現場の想いに触れる機会も多くあります。それらを自分の中で整理し、言葉にして外に伝える過程そのものにも面白さがあります。会社の内側を理解するほど、伝え方の幅も広がっていく。そこに、広報という仕事の面白さがあると感じています。
正解がないからこそ、考え続ける
仕事をする上で大切にしているのは、大きく考えること、スピード感を持って動くこと、そして継続することです。
広報の仕事には明確な正解があるわけではありません。だからこそ、常に受け手の立場に立ち、「本当に伝わっているのか」「わかりやすい形になっているのか」を問い続けるようにしています。

また、一度作ったものをそのままにするのではなく、改善を重ねていくことも意識しています。少し表現を変えるだけで伝わり方が変わることもあり、そうした小さな積み重ねが結果につながっていくと感じています。
自分なりに考え、工夫し、試しながら改善していく。その繰り返しの中で、自分の引き出しも着実に増えてきました。簡単な仕事ではありませんが、だからこそ考える余地があり、自分の成長にもつながっていると感じています。
試行錯誤から生まれた変化
管理職として業務に向き合う中で、ずっと気になっていたことがありました。チームで動くことが、どこかうまくいかない。「チームとしての仕事」という感覚がなかなか持てずにいました。
転機は、総務課への異動でした。関わる業務もメンバーも、それまでより絞られた環境になりました。最初は戸惑いもありましたが、その分一人ひとりと向き合う時間が自然と増えていきました。
そこで意識するようにしたのが、「自分がどう動くか」ではなく「相手に何を渡せるか」という視点です。リーダー研修で学んだ、メンバーの強みを整理するための手法を使い、それぞれの得意なことを改めて棚卸ししてみました。「この人にはこれを任せられるかもしれない」という発見が次第に積み重なり、チームとして動く場面が増えていきました。
特に印象に残っているのは、まったく想像していなかった仕事を一緒にできるようになったことです。取材や記事の作成など、以前の自分には「自分一人でやるもの」と思っていた仕事に、チームメンバーと取り組む機会が生まれました。「こういう形でも仕事ができるのか」という気づきは、自分にとって大きな変化でした。
広報の仕事で「どう伝えるか」を考え続けてきたように、チームの中でも「どう関わるか」を問い続けることが大切なのだと、感じるようになりました。まだ試行錯誤の途中ですが、これからも一歩ずつ、チームとしてできることの幅を広げていきたいと思っています。そしてその先には、海外にも市場を広げていけるような発信づくりへの挑戦が待っていると感じています。