先輩社員の声VOICE

製造部

山室 素志

2016年入社

現場を動かすのは、段取りと対話

全体を見て、流れをつくる仕事

製造部部品加工課に所属し、部品加工の上流工程であるレーザーによる抜き加工や各種部品加工を担当しています。各案件の図面や納期、優先度をもとに生産予定を組み立て、設備の稼働状況や作業者ごとの負荷を考慮しながら、次の工程に遅れが出ないよう全体のバランスを調整しています。特定の工程や作業者に仕事が偏らないよう、常に全体を見渡しながら計画を立てることが、安定した生産につながると感じています。

また、標準作業時間の設定と実際の作業時間への落とし込みも担当しています。標準時間は過去の実績や現場の状況をもとに設定し、作業者が無理なく安全に取り組める工程を意識しています。実作業では安全確保を最優先としながら、異常の早期発見や再発防止にも意識を向けています。製造現場はすべての工程がつながることで製品が完成します。その流れの中で自分の役割を理解し、工場全体がスムーズに動くことを意識した判断を積み重ねることが、安定したものづくりにつながると感じています。

伝えるだけでなく、伝わる形にする

仕事の中でやりがいを感じるのは、現場とのズレを埋めながら、全体として同じ方向を向いて動けたときです。会社の方針や指示をそのまま伝えるのではなく、その背景や目的を整理し、相手に納得してもらえる形で伝えることを意識しています。現場では、ただ指示を出すだけではうまくいかない場面も多くあります。作業の内容だけでなく、その目的や優先順位をきちんと伝えることで、作業の質やスピードも変わってきます。そうした意識を持って関わることで、現場全体がスムーズに動き出す感覚があります。

業務を進める上で大切にしているのは、会社全体としての効率化と、誰でも状況を把握できる業務の見える化です。無駄な作業が発生していないか、作業者の仕事に無理が生じていないかを日々確認しながら、モチベーションにも気を配るようにしています。作業の状況や進捗が誰にでも分かる状態をつくり、迷わず動ける環境を整えることが、チーム全体のパフォーマンス向上につながると考えています。

成長を引き出す関わり方

現在は後輩の育成にも関わっています。仕事を教える際に意識しているのは、単に作業の手順を伝えるだけでなく、相手が自分で考えて動けるようになる関わり方をすることです。すぐに答えを教えるのではなく、まず本人に考えさせ、問いかけやヒントを使いながら自分で答えにたどり着けるようサポートしています。

育成を続ける中で、一人ひとりによって響く言葉や向き合い方が違うことも実感するようになりました。相手に合わせた対話を積み重ねることで、自分自身の関わり方の引き出しも少しずつ増えてきていると感じています。

試行錯誤から生まれた変化

これまでの業務の中で、自分の仕事の進め方を根本から問い直す経験がありました。以前は業務量が多く、細かく指示を出すことで現場を動かしていました。効率よく作業が進む半面、メンバーが自分で考える機会が減り、成長につながっていないことに気づきました。
大切なのは「速く動かすこと」ではなく「自分で動ける人を育てること」だと実感してからは、関わり方を見直しました。意識的に教育の時間を確保し、指示から問いかけへと軸を切り替えることで、メンバーが徐々に自分で判断して動けるようになっていきました。細かい指示がなくても現場が回るようになり、自分自身の業務にも余裕が生まれてきました。この変化は、自分がどう動くかではなく、相手がどう育つかを軸に考え始めたことで生まれたものだと感じています。
新しい業務を覚えたときや、新しい知識や考え方を身につけたとき、自分が成長していると感じます。これからも現場での改善や人材育成に取り組みながら、新しいことにも前向きに挑戦し、チーム全体の力を高めていきたいと考えています。

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